合宿

【2013年度合宿報告】番外編

・飲み会学生の個人発表が終ると、そのまま教室を使って合宿のメインイベントである飲み会が行われた。2年生が早くなじめるようにと今年の独文合宿は4月末と早めの実施で、みな酒を酌み交わしながら積極的に交流しているようだった。各々が独文に進んだ理…

【2013年度合宿報告】3日目

・大久保先生講義「前衛(アバンギャルド)という概念について」大久保先生の講義では、前衛(アバンギャルド)芸術の中に印象派は含まれるのか、という点を中心に、前衛という概念について論じられました。 印象派は前衛芸術には含まれないというのが定説で…

【2013年度合宿報告】2日目―午後

・3年生発表昼の自由時間を思い思いに過ごした2日目の夜は、3年生による発表が行われました。 発表者は安藤さんと中村さんのふたりです。 ○『神の剣』に描かれた芸術安藤さんの発表はトーマス・マンの『神の剣』が題材で、その中でも話の中心である「マドン…

【2013年度合宿報告】2日目―午前その3

・クラヴィッター先生の勉強会合宿二日目に行われたクラヴィッター先生の授業では「Deutsche Haiku」が扱われました。俳句は5-7-5という短さで世界でも類をみない定型詩なのですが、それを模倣してドイツ語で書かれた俳句を「Deutsche Haiku」といいます。し…

【2013年度合宿報告】2日目―午前その2

・山本先生の勉強会山本先生の勉強会では、H.C.Artmannの詩を勉強しました。4篇ほど作品を音読して、それぞれ訳し、気付いたことを一人ひとりが発表し、意味などを全員で考えていきました。一見、寝ない子どもを寝かしつける為の歌、のようであっても、その…

【2013年度合宿報告】2日目―午前その1

・藤井先生の勉強会7月の東京は気温が35度近くあります。合宿から早3ヶ月…毎日暑いですし、ゲリラ豪雨で大変です。このような状況で、雪の積もった軽井沢での授業を思い出すなんて無理!と思っていました。しかし、どうでしょう、この写真をご覧下さい。素晴…

【2013年度合宿報告】1日目

<ドイツ語ドイツ文学コース恒例の合宿が、今年も4月21日から23日にかけて軽井沢セミナーハウスで行われました。 合宿の様子を参加者の皆さんに報告して頂きます。> ・2年生発表 一日目の夜の読書会では、恒例の二年生による発表が行われました。 発…

【2012年度合宿報告】(三日目)

大久保先生「ゲーテの二つの詩」授業開始前、黒板には『[講義] 大久保進名誉教授 「ゲーテと私」』と書かれていました。何やらすごいものが始まりそうだ…と少し緊張しましたが、最後にゼミ室に入ってこられた大久保先生は黒板の文字をご覧になって「名誉教…

【2012年度合宿報告】(二日目)④

学部生発表2W.G.ゼーバルト『アウステルリッツ』における不在のホロコーストと語り 発表者:龍道悠太発表は、間接話法や物語の構造といったテクストの形式に着目して進められた。繰り返される間接話法には、単なる文体上の特徴という以上の何かがある、とい…

【2012年度合宿報告】(一日目)②

学部生発表1+全体討論②今年の2年生の発表(そういえば去年は震災やら何やらで2年生の発表がありませんでしたね)は共通の課題図書として、ジークフリート・レンツ(Siegfried Renz,1926-)の『遺失物管理所(Fundbüro)』を用いました。一番手は2年生の橋本さん…

2012年度合宿(一日目)①

学部生発表1+全体討論①合宿1日目(2012年5月13日20時〜)、ジークフリート・レンツの「遺失物管理所」を共通テキストにした2年生の発表が行われました。 発表の形式は、はじめに2年生代表として橋本さんと愛甲さんからそれぞれ自身の考察を述…

【2012年合宿報告】(二日目)③

山本先生勉強会合宿2日目は素晴らしい天気だったので、山本先生の勉強会は今年も、外の芝生の上で行われました。テキストはChristine Lavant: Gedichiteで、その中から3篇を講読しました。金さん司会のもと、残念ながら予習が不十分な男性陣が音読を、きちん…

【2012年合宿報告】(二日目)②

藤井先生勉強会合宿2日目の午前中、藤井先生の勉強会は「ハインリヒ・フォン・クライストのにょきにょき副文を読む」というタイトルの通り、事前に配られたプリントをもとに進んでいきました。まずはじめは、ゲーテの『ヴィルヘルム・マイスターの修行時代』…

【2012年合宿報告】(二日目)①

シャイフェレ先生勉強会シャイフェレ先生の勉強会では、寓話(Fabel)を取扱いました。寓話の中では、その話の登場人物にとってだけでなく人間への教えや指摘が示されています。講義のねらいは用意された6つの寓話を読む中で、それぞれに込められた様々な教…

【2011年度合宿報告】3日目 

<大久保先生―「男と女の間には」> 前日いつのまにか床に就いていらした大久保先生。というのも体調を崩されたそうで、独文一同心配するなか皆の前に。 予定を変更して1時間の発表時間を短縮するアナウンスが山本先生のほうから入り、それでも大久保先生の…

【2011年度合宿報告】2日目 午後の部

<スポーツ大会> 独文合宿といえば、毎年恒例のスポーツ! 今年は2チームに別れてソフトボールをやりました。 最初はやる気満々だったのは某主任だけでしたが、始まれば野球経験者も初心者も楽しく一生懸命にやってました。 ちなみに私は本気のあまり足の…

【2011年度合宿報告】2日目 午前の部

<山本先生勉強会−『Die Götter Griechenland』講読 > 今年の山本先生の勉強会では、当日の天候が穏やかだったので、教室ではなく外に出て芝生の上でゆったりとした雰囲気の中、シラーの『Die Götter Griechenland(ギリシアの神々)』を講読しました。量が…

【2011年度合宿報告】1日目

2011年5月15日(日)〜17日(月)、ドイツ語ドイツ文学コース恒例の合宿が軽井沢セミナーハウスにて行われました。 学部生、院生、先生方など総勢30名にて行われた独文合宿の様子を参加者の皆さんに報告して頂きました。<学部生発表> 発表者:3年 菅野栞 …

【2010年度合宿報告】3日目

それでは3日目の報告です。 この日の発表は、月曜2限「ドイツ文学演習1」の授業の一環として2年生2人の発表となりました。報告は司会を務めた曽根くんです。<2年発表> ≪「夜と灯りと」クレメンス・マイヤー≫ 発表者:宮原大典(2年) 合宿初の2年…

【2010年度合宿報告】2日目―パート3―

それでは、3年生による発表報告です。 <3年発表> 「なぜ文章は削除されたのか ―Thomas Bernhard “Der Italiener”の末文をめぐって―」 発表者:香山政人(3年) 本発表において香山は、トーマス・ベルンハルトの『イタリア人 断片』が断片作品であること…

【2010年度合宿報告】2日目―パート2―

合宿2日目の午後は自由時間でした。各々サッカーをやったり、午後もみっちり勉強したりと余暇時間を有意義に使っていました。<サッカー> 毎年恒例(*去年から)となりました独文大サッカー大会!!世間はW杯で盛り上がっておりましたが、ここ軽井沢でも有…

【2010年度合宿報告】2日目―パート1―

【2日目】2日目の午前中は各先生方に勉強会を開いていただき、学生がそれぞれの興味・関心に従って学べるという形にしました。 勉強会に参加した人たちからの報告です。<藤井先生―『赤い点Der Rote Punkt』鑑賞―> 参加者:キムユラ、吉田、糸井、曽根、…

【2010年度合宿報告】1日目

7月3日(土)〜7月5日(月)の2泊3日で2010年度独文合宿(公式)が行われました。今年度は4人の先生方や例年をはるかに上回る数の学生がご参加くださりいつになく活気めいた合宿となりました。 その模様を3日間に分けて報告します。【1日目】 …

独文夏合宿のお知らせ。

独文夏合宿(公式)のお知らせです。 7/3(土)〜7/5(月)に軽井沢セミナーハウスにて合宿を行います。 本来5月にやる予定だったのですが、まさかの抽選漏れしてしまい7月に行われることになりました。以下がスケジュールとなっています。 7月3日(土) 13…

独文春の裏合宿

4月25日(土)、26日(日)に八王子セミナーハウスにて学生が中心となって山本先生ご指導のもと合宿をしました。 昨年12月より当時の2年生有志が企画していたこの合宿は、上級生や山本先生を巻き込んだ10人(欠席者2名)という壮大なものになりました。この合宿…