【2012年合宿報告】(二日目)③

山本先生勉強会

合宿2日目は素晴らしい天気だったので、山本先生の勉強会は今年も、外の芝生の上で行われました。テキストはChristine Lavant: Gedichiteで、その中から3篇を講読しました。金さん司会のもと、残念ながら予習が不十分な男性陣が音読を、きちんと予習をしてきた女性陣が訳を行いました。そしてその後はみんなで詩の好き嫌い、感想、どう解釈するかなどについて話し合いました。

詩は「月とハト」「太陽と骨」などが描かれ、美しくはありますが非常に幻想的で抽象的、そして難解なため、皆さん感じたことを言葉で表すのに苦労しているようでした。それでも数多くの意見が出され、しっかりと議論することができ、非常に有意義な時間となりました。また、金さんの絶妙な御司会と山本先生の鋭い御指摘で議論がぐっと深まり、お二人の凄さを実感しました。僕個人としては、皆さんの意見を聞いて自分がいかに無学かを思い知ったので、「勉強しなくては!」とやる気がでました。頑張ります。

壮大な景観の軽井沢で麗らかな日和のもと、春の虫たちと共に詩を味わっていると、とても幸せな気持ちになり、愛しのGässerのことなんてすっかり忘れてしまうほどの素晴らしい勉強会でした。

文責 2年仁科

Gedichte

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