【2013年度合宿報告】番外編

・飲み会

学生の個人発表が終ると、そのまま教室を使って合宿のメインイベントである飲み会が行われた。2年生が早くなじめるようにと今年の独文合宿は4月末と早めの実施で、みな酒を酌み交わしながら積極的に交流しているようだった。

各々が独文に進んだ理由やドイツへの関心、留学体験などを交えた自己紹介の時間も設けらた。この飲み会で普段あまり聞く機会のない個々の関心分野などを知ることができ、非常にいい機会となった。

ドイツ文学コースの学生は興味関心がバラバラで、我が道を行く者ばかり。今までドイツに全く興味がなかった学生から、留学を志す者まで。研究分野も文学、哲学、映画、音楽、美術など学生の色は様々だ。しかし、いざ集まって話してみると、「なんだ、この人はこんなに知識があって活動的だったのか!」と驚くこともしばしばだった。今回の合宿を通して、主に学生からは「ドイツ語をもっとがんばろうと思った。」という声が聞こえ、院生の方も「大学生と話して刺激をもらった。」とおっしゃられていた。先生方も、学年の垣根を越えて一同に集まる独文合宿の飲み会を、存分に楽しまれているようだった。

軽井沢は先日の雪がまだ残り肌寒かったが、部屋のストーブが切れても酒の熱で歓談は途切れることなく、飲み会は2日間ともに午前3時まで続いた。腕がちぎれそうな思いをしてオーストリアビールの「Gässer」(ゲッサー)をゼミ室まで運び、こんなに大量の酒を飲み干せるのかとも思ったが、杞憂であった。来年はもっと豪勢な宴会が開催されるかもしれない。

(文責 2年 宮田)