「ウィーンをもっと知ろう!」【2010年7月17日(土)】

レイアウト:吉岡あすか

講演会「ウィーンをもっと知ろう!」を下記の要領で行います。ドイツ語文化圏のなかで重要な位置を占めるウィーンを、建築、音楽、美術など、多角的視点から紹介する催しです。皆さんのご来場を心よりお待ちしております。

日時: 7月17日(土)16:30〜18:00
場所: 早稲田大学 戸山キャンパス 33−2−113教室

プログラム

1.ウィーンの妖艶な建物めぐり

講演者:藤井明彦 早稲田大学教授。専門は言語文化論,最近は音楽文化論・建築文化論にも越境。

2.早熟て雅びで憂鬱な —老いた帝国の若者たち—
講演者:荒又雄介 大東文化大学講師。専門は二十世紀初頭のドイツ語圏の文学。早稲田ではドイツ比較文化論を担当。

3.言葉をめぐる冒険者たち —ピーター・ドラッカーからニコラウス・クザーヌスへの小さな旅
講演者:河野英二 早稲田大学講師。専門は近現代ドイツ文学とパフォーマンス論。世紀末ウィーンの諷刺家・言語思想家カール・クラウスについての論文で博士号取得。ソーシャルメディア電子書籍の時代に文学はどのような可能性をもつのか、言葉の思想の観点から考察中。

4.全世界への新年の挨拶 —ウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」 その歴史と現在—
講演者:佐藤英 早稲田大学講師。専門は、音楽文化論。ローベルト・シューマンのオペラ「ゲノフェーファ」に関する論文で博士学位取得。最近はナチス・ドイツ時代のラジオ放送やウィーン・フィルの「ニューイヤー・コンサート」の歴史、オペラの演出に関心を寄せる。

5.世紀末ウィーンの画家たち
講演者:藤井宏子 早稲田大学第一文学部美術史学専修5年。2008年より1年間ウィーン大学美術史学科へ留学。

お問い合わせ先: ドイツ語ドイツ文学コース室