卒業論文口頭試問終了

昨日、卒業論文の口頭試問が行われました。場所は文学部の31号館202教室と203教室でした。

早稲田大学文学部の卒業論文の審査は、多くの専修では学生一名に対し、指導教授一名で行われます。ドイツ文学専修は、学生数があまり多くありませんので、丁寧な研究指導を行うために、学生一名に対して主査一名、副査一名の計二名で行っています。この制度は古くから続いているもので、その甲斐あってのことでしょうが、ドイツ文学専修の学生さんの卒論には、例年、熱い思いと気合の込められたものが多数存在します。審査をする先生方の時間の都合もあり、全ての学生さんの口頭試問を終えるにはかなりの時間がかかってしまいます。

しかし、試問中は二人の先生を相手に自分の考えを述べていかなければならないので、試験に臨む学生は、時の流れをほとんど感じていないようです。試験までの時間は緊張している人も多いのですが、試験を終えてきたときは、みな、晴れやかな顔をしていました。(摂津)